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ごあいさつ

人生の中で いちばん楽しい時 いちばん心が育つ時 いちばん体が育つ時 幼児期は人生の中でいちばんたいせつな時期です。

このような時期に同年令、また近い年令のお友達と出合い、育ち合っていく場、それが幼稚園。
幼稚園は人との出合いの場です。そして、幼稚園は子ども達が自ら学びとっていく場でもあります。自ら学びとれる場面を数多く準備し、その中で友だちや先生と楽しくふれあいながら育っていく。
山王幼稚園はそんな環境を通した教育をすすめたいと願っています。

園長 石田 賢二

園長が見た日常の一コマ

「2本のにんじん」

「ぼく幼稚園イヤだ!行かない!」 次の日も、「園服着ない!イヤだ、行きたくない。」
入園して2週間近く、毎朝お母さんとお子さんの戦いが続いています。

お母さんからご相談を受けこう答えました。
「お母さん、明日園長がお迎えに行きますので、にんじんをスティック状に切って2本用意しておいてください。」
次の日、その子の自宅に伺い、幼稚園に連れてきました。かばんの中には二本のにんじんが入っています。
幼稚園に来てすぐ、二本のうちの一本を飼っているうさぎにあげました。おなかがすいていたのか、うさぎがまたたく間に食べてしまうと、その子は、とてもうれしそうにしていました。
もう一本のにんじんは幼稚園の冷蔵庫に入れておきました。次の日の朝ごはんにする分です。

次の日、その子はにんじんを一本持ってきていました。幼稚園に着いてすぐに前の日に冷蔵庫に入れておいたにんじんをあげました。その日持ってきたにんじんは冷蔵庫に。
前の日に持ってきたにんじんを朝ごはんとしてあげ、今日持ってきたにんじんは冷蔵庫に入れて次の日の朝ごはん。次の日にあげるにんじんが、常に冷蔵庫に入っているのです。
「明日も幼稚園で朝ごはんのにんじんをあげないと、うさぎさんがおなかをすかすだろう」という気持ちがその子の心の中に育ってきました。
ぼくがにんじんをあげないと・・・
明日もにんじんをあげないと・・・
という明日への意欲を冷蔵庫の一本のにんじんに託してみました。

数日後の日曜日、私が幼稚園にいると、その子とお母さんが門のところに立っていました。
その子の手には一本のにんじんのスティック。
休みの日にもうさぎのことを心配するという気持ちがその子の心の中に芽生えていたのです。
にんじんを食べ終わったうさぎを見てその子はとてもうれしそうに言いました。
「園長先生!また明日もにんじん持ってくるからね!!」

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